社会福祉法人 愛知県厚生事業団
理事長 内田 康史
愛知県厚生事業団は、昭和38年(1963年)3月に設立され、今日まで60年間にわたり高齢者や障がいのある方、児童など全世代にわたる社会福祉事業を展開してきました。関係機関のご支援や職員の皆様のご尽力のおかげであり心から尊敬と感謝を申し上げます。
2013年(平成25年)に半世紀50周年の節目を迎えその後、新生寮、瀬戸苑、はなのきの里、佐屋苑と施設の改築整備を進めてきた一方、人材確保難や物価高、IT化や災害対策など様々な課題が顕在化してきた10年でもありました。特に新型コロナウイルス感染症では利用者や職員の皆様には大変なご苦労をおかけしました。
今日の本格的な少子高齢社会の到来を迎え、当事業団が果たすべき役割は益々大きくなってきていると感じます。「おもいを かたちに」を明日へつなぐため、引き続き地域から必要とされる法人であるため、関係の皆様方の引き続きのご支援とご尽力をお願い申し上げ私のあいさつとさせて頂きます。
令和5年11月22日
メルパルクNAGOYA
設立60周年記念式典を開催しました
本団設立60周年を記念し、令和5年11月22日(水)メルパルクNAGOYAにおいて、記念式典を開催しました。これまでの60年間に渡るたゆまぬ先人のご尽力と真心の結果を受け止めるとともに、地域の皆様や多くの関係機関のご協力のもと歩むことができたことに感謝し、今後も地域福祉の担い手として歩んでいく決意を示しました。
式典には130名が出席し、牧野愛知県副知事、藪本全国社会福祉事業団協議会理事長をはじめ多くの来賓の方々にもご出席いただき、優良職員顕彰等の表彰式を執り行いました。
式典後には、元NHKエグゼクティブアナウンサー三宅民夫氏に『幸せを届ける言葉術 ~人生100年時代を健やかに生きるために~』と題してご講演をいただきました。言葉は明日への希望となり、時には命を救ってくれるもので、幸せに直結する最高のプレゼントであり、相手が幸せとなることにより自身も幸せとなる好循環であることを、実例をもとにご講演いただきました。
ご出席いただいた皆様方、改めてありがとうございました。